LOH症候群と肥満

今男性の間で話題になっている病気の一つに、LOH症候群(男性性腺機能低下症候群)があります。
LOH症候群と言うのは、加齢に伴う身体の変化によって出てくる諸症状のことを言います。
これらの症状は男性ホルモンの低下によって引き起こされるものですが、その他にもうつ病やストレスといった多くの要因が複雑に絡み合って出てくることもあります。
LOHの症状が心配になり病院を訪れる人もいますが、その中に様々な病気が隠れていることもありますので慎重に診断を行う必要があります。

不規則な生活が続いて生活習慣病になる人もたくさんいますが、この生活習慣病は中年にとってとても危険な病気の一つです。
例えば高血圧症になると血管も危険な状態になり、その結果脳卒中といった命を脅かす危険性も高まってきます。
中高年の方で太りやすい体質の方は生活習慣病になりやすいことから、LOH症候群にも注意が必要になのます。
男性の更年期も多くなっていますが、この症状が出ると肥満になりやすい傾向があるようです。

年齢を重ねるごとに体も太りやすくなりますが、その原因は運動不足なども大きく関係してきます。
日頃の運動が不足すると基礎代謝も低下し、筋肉が落ちてカロリー消費もしにくくなります。
中高年の方たちが太ってしまうのはそのような原因もありますが、本来肥満体は健康を害することもあります。
太る要因は人それぞれですが、運動不作や筋力低下が主になることが多いのです。

年を取るのは誰でもみな同じなので仕方ないという人もあますが、実は加齢だけが原因ではないのです。
LOH症候群になることで、肥満体質になることもあります。
男性の更年期障害はテストステロンの減少が大きな要因で、テストステロンの分泌量が減少すると基礎代謝も落ち、肥満体質になりやすくなるのです。