何だかやる気がおきない、目覚めが悪い、汗の量が多くなった・・・
など、なんとなくの不調が40歳を超えたころ、出て来ることがあります。
これは、男性ホルモンテストステロン減少による、男性更年期障害の可能性があります。
更年期障害は女性特有のものと思われがちですが、男性にもそれは訪れます。
主な症状は
めまい・動機・倦怠感・頭痛・多汗・下痢などがおきます。
病気などに直結するわけではなく「なんとなく不調」と感じる症状なので、本人にとっては非常につらいものですが「ガマンすればそのうち終わるかもしれない」ということで、多くの方が我慢してそのまま放置する傾向にあります。
しかし、この男性更年期障害・・・放っておくと非常に危険だという事はご存じでしょうか?
男性更年期障害の原因は、テストステロンが年齢とともに減少し、男性ホルモンのバランスが崩れたため発症します。
この症状は放っておいても回復しません。
なぜなら、年齢とともにテストステロンを増やす力は衰える為、改善策を何もしないとテストステロンは減る一方です。
男性更年期障害を放置すると起きる主な症状は以下の通りになります。
●うつ・・・老いを感じる時期でもあり、仕事面や生活面でも将来の不安と向き合う時期なため、更年期障害の気分の落ち込みが拍車をかけ、うつ病を発症する人が多い。
●不眠症・・・寝つきが悪い・夜中に目が覚める・早朝に目が覚めるなどの睡眠障害が起きる可能性が高い。また、テストステロンは眠っている間に分泌されるため、不眠症になると、ますます更年期障害も悪化する。
●様々な病気が合併して重症化する
上記2つの合併症として、疲労感の蓄積、免疫機能の低下、血圧の上昇などのリスクが増す。
この男性更年期障害を乗り越える鍵は「テストステロン」です
テストステロンはどう働くのでしょうか?
次のページ「テストステロンの働き」で詳しくご紹介します。